カッターは、海洋・水産に関する学びの基礎となるものです。カッターはオールを漕いで進ませる手こぎボートの一つで本来の目的は、遭難者の救助、緊急時の脱出、船舶間の連絡、物資の小運搬だということです。現在、救命艇の主流は動力船となっていますが、水産高等学校では授業の中で実習が行われ、一人ひとりの技術が必要なのはもちろん、息を合わせた動きが大切です!


一艇に約10人ずつ乗艇して漕いでいきますが、漕ぐオールも重いので皆で協力してあって出港準備を行ってから出港していきます。

出港すると動力は人力なので全員の息が合わないと風に流されて進まないですが揃うと簡単に進むようになります。


今年もコロナの影響で出港回数が少なくなってしまいましたが、少ない回数でも充実したカッター実習をおこなっていきます。